2019.2.28
APGF2019年活動計画&祝!モンタニエ国際コンクール優勝 林啓一郎シェフ
フランス・レストラン文化振興協会(Association de la Promotion de Gastronomie Française 略称APGF)のプレス報告会へ行ってきました。
弊社とCHAMPAGNE COLLETはAPGFの活動を応援しております。
2017年10月30日に第17回メートル・キュイジニエ・ド・フランス「ジャン・シリンジャー杯」に優勝し、日本代表権を獲得した林啓一郎シェフ(大阪:レストラン「プレスキル」スーシェフ)が、本年2月4日にパリフェランディ校で開催された「第69回プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」にて優勝!
日本人としては2014年の優勝者、隈元香己シェフ(ホテルメトロポリタンエドモント)に続く二人目となりました。
優勝トロフィーには歴代の優勝者の名前が書かれているそうです。
今回の決勝進出者は6名、内3名が日本人で林シェフ以外はフランス在住の方でした。
なんと2位はフランス在住の日本人!日本人の快挙となったコンクール!
当日はまずくじ引きでコミを決め、5時間の調理時間。
コミはパリの料理学校として最も権威のあるフェランディー校の学生さんです。
テーマは鴨肉を使った料理とレモンを使ったデザート
APGFは本年第18回メートル・キュイジニエ・ド・フランス「ジャン・シリンジャー杯」及び「メートル・ド・セルヴィス杯」を開催いたします。
第17回より協力をしておりますので、今回も色々ご協力させていただきます。
2020年に、フランスで最も長い歴史を持つ「プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」は来年70回目の節目を迎えます。このコンクールに「アヴァンセの会」は2011年より毎年、日本代表選手を派遣しており、これをサポートしているのが「正木賞」。正木賞はフランスでは「Prix MASAKI」を創設し日仏双方向のコンクールを通じた交流に取り組んでいます。
正木賞=日本からフランスへ / Prix MASAKI=フランスから日本へ
クラブ・プロスペール・モンタニエ国際料理コンクールへの支援活動
株式会社正木牧場は長年に渡り、フランス料理業界における業務を柱に事業を発展させて頂くことができました。弊社、社長の正木裕文はフランス料理業界の未来のために、企業もその役割を果たすべきと考え、そのためには業界の若手育成が不可欠であり、日仏双方向の優秀な人材の交流が必要との思いから、日本においては「正木賞」を創設、またフランスにおいては「Prix MASAKI」(プリ・マサキ)を創設致しました。
「正木賞」(2012年創設)とは:
APGFが主催する「メートル・キュイジニエ・ド・フランス ジャン・シリンジャー杯」の優勝者を毎年パリで開催される「プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」に派遣、「アヴァンセの会」と連携して世界への挑戦を支援しています。また料理人だけではなく、サービスパーソンのコンクール「メートル・ド・セルヴィス杯」優勝者をフランスに招待するほか「クープ・ジヨルジュ・バティスト世界コンクール」開催時には、優勝者の世界コンクール参加支援も行っております。
また2018年に創設された「UNDER29」コンクールでは料理・サービス・パティスリー3部門の優勝者に、コンクール観戦フランス旅行を贈呈しています。
「Prix MASAKI」(2016年創設)とは:
フランスで最も歴史あるコンクール「プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」において最高位を獲得した「非日本在住の選手」に贈られる「日本旅行」の特別賞。日本の現在の食文化を体験させ、かつ「アヴァンセの会」とともに講習会を開催するなどして日本の若手料理人との交流を図る機会となっています。
ちなみに本年の優勝者は日本在住だったので2位のかたごPrix MASAKIとなりました。