2019.4.04
「神のジン」Gin Mareより 生産者が来日しました。
先日、3月28日から30日までの間、スペイン産のプレミアムジン「Gin Mare(ジンマーレ)」よりディレクターのアルベルト・ビーニャ氏(写真・左)とエリアマネージャーのエンツォ・コメス氏(写真・右)が来日に致しました。
今回の来日ではセミナーやお客様への訪問が中心となりました。
その中から、特に印象的だったジン・マーレの製造方法や飲み方のご提案などを共有させて頂きます。
ジンマーレはスペイン産のプレミアムジンです。古い教会を改装したコスタドラーダにある蒸留所よりこだわりのジンを生み出しております。
ジュニパーはマドリードの西寄りのエリア、更にスペイン固有のオリーブ品種アルベキーナ種を大量に使うのが特徴で、その他地中海沿岸より選りすぐりのボタニカルを収穫しております。各ボタニカルは狙った抽出をする為に全て個々にマセラシオン、蒸留を行います。
そして最もこだわりは各ボタニカルの繊細な香りを得る為に、単式蒸留器は古い香水の蒸留器を参考に容量を大きく作った世界に2台しかないオリジナルの水蒸気蒸留法の蒸留器で蒸留されます。この水蒸気蒸留法により繊細なボタニカルのアロマが抽出されます。
今回生産者が提案するジンのカクテルはジン・トニック2種類のバリエーション.
ちなみにジン・マーレのキャップは50mlのメジャーカップになっており、50mlに対しトニック200mlがジン・マーレの理想の比率だそうです。
一つは「クラシック」
大き目のバルーングラスに氷を張ったジン・マーレのジントニックにオレンジピールとフレッシュローズマリーを加えたシンプルなレシピ。
ローズマリーをボタニカルに使われていますが、よりハーバルな風味となりお食事にも合いそうな味わいのジントニックに仕上がります。
そしてもう一つが「トリプル・オレンジ」
名前の由来は、ジン・マーレには既にバレンシア産とセビージャ産のオレンジがボタニカルとして使われているのでさらにオレンジを加える事でトリプル・オレンジです。
ジントニックに、オレンジビターと無糖のオレンジマーマレード、オレンジピールを加えたオレンジ全開のジントニックです!柑橘系の爽やかで心地よい味わいに仕上がります。『3種のオレンジを後から加えるから三重ではなく五重ではないか?』というツッコミはご遠慮ください(汗)